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隠岐さや香研究室

広島大学 大学院総合科学研究科

739-8521 広島県東広島市鏡山1-7-1

 
 

隠岐さや香


東京都出身。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。博士(学術)。フランスの社会科学高等研究院(EHESS)留学後、日本学術振興会特別研究員(PD)、東京大学特任研究員、玉川大学GCOE研究員を経て広島大学大学院総合科学研究科に所属。准教授。

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科学が社会の中でどのような位置づけを与えられてきたか、という問題関心から「科学者」という職業がいかに構想され、制度的な位置を与えられてきたかを研究している。目下のところ、18世紀フランスの科学アカデミー史研究によりそれを行っている。

また、自然科学と社会科学の分岐など、諸科学間の役割分担の様子、科学と非科学の境界など、人間の文化活動としての科学の営みがいかなる「周縁」や「境界」を作り出すかについても関心を持っている。18世紀フランスの科学思想史を足がかりにそれを考察している。

研究紹介

業績紹介


合理性の考古学: フランスの科学思想史

金森修編 (担当:分担執筆, 範囲:第3章 コンドルセの社会数学――科学と民主主義への夢想(隠岐さや香))

東京大学出版会   2012年12月   ISBN:4130101234






科学アカデミーと「有用な科学」 -フォントネルの夢からコンドルセのユートピアへ-

隠岐 さや香

名古屋大学出版会   2011年3月   ISBN:4815806616

- 名古屋大学出版会による紹介ページ





科学思想史

金森修編著 (担当:共著, 範囲:隠岐さや香「数学と社会改革のユートピア─ビュフォンの道徳算術からコンドルセの社会数学まで」(第三章))

勁草書房   2010年7月   ISBN:4326101997


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